浪費について

2006年9月26日 コラム
終盤になるとせっかく貯めたお金の使い道がなくなり
大量に余ってしまうRPGが多い、というのはよく指摘される話だ。

しかしながら実際に市販されているゲームの傾向を見てみると
この問題はほとんど克服できているようだ。
多くの場合、店舗の利用などの序盤や中盤における一般的なお金の使い道とは
異なる別の使い道を用意することで解決している。

こういった使い道は、大金をモンスターに支払うことでアイテムを入手できる
アイテムの合成や精製に莫大な費用が必要、などの例が挙げられる。
また、少し方向性は異なるがドラクエのカジノなんかも
これに近いものがある。

これらは単にゲームクリアだけなら利用せずとも支障はないが
最近のゲームはラスボスの先に隠しボスが存在することが多く、
この隠しボスを倒す過程でこれらのシステムの利用が求められる場合が多い。
逆に言うと隠しボス打倒の手段としてこれらのシステムを位置づけることで
お金が大量に余る現象を防いでいるとも言える。

隠しボスの導入を検討している方は、こういったお金を浪費できる
システムの導入も同時に検討してみてはいかがだろうか。

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