レビュー2

2007年1月3日 レビュー
以前サイト上でやっていた市販RPGのレビューを
こちらに移そうと考えてやってみた。
評価と言うより遊び方の提案という感じで。

・少年ヤンガスと不思議のダンジョン
モンスターズと不思議のダンジョンのコラボレーションとも言える
このゲームにおける仲間モンスターは単にダンジョン踏破のための
手段や道具に留まらず、捕獲や育成自体が目的として設定されている。
ダンジョンの難易度や性質もそのことを念頭に調整されているので
従来のローグライクと同じ枠組みで考えると冗長であったり
物足りなさを感じたりする可能性が高い。

もちろん、本編クリア後のダンジョンの中にはローグライク本来の
方向性に合わせたダンジョンもあるので不思議のダンジョンから
入ったプレイヤーもモンスターズから入ったプレイヤーも楽しめる
仕様になっている。
なにも全てのダンジョンをクリアしないと楽しめないというわけでは
ないので無理に拘らずに自分の好きな方向性に合ったダンジョンを
選んでプレーするのもひとつのやり方だと思う。

・バテンカイトス
GCの数少ない本格的なRPG。
帝国と主人公の位置づけや1000年前の邪神など序盤から中盤の展開が
古典的過ぎるためこの辺りで動機を消失してしまいがち。
しかし、中盤以降の展開を見ると保守的という印象は180度変わる。
精霊という要素も一見すると空気化しがちのように思えるが
実際は終盤になればなるほど存在感が増す。

戦闘はカードバトルということだが実際はコマンド式戦闘の
コマンドがカード化しただけでカードゲーム特有の複雑さは見られない。
一方で手持ちのカードを捨てることが出来ないなど細部で洗練されていない
部分もあるため、特に戦闘を重視する人には勧めにくい。

基本的に広く支持される可能性を秘めているとは思うが
しばらく進めないとよさが見えてこないという問題があるように感じる。

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