昼下がりという言葉にはのどかなイメージが付きまとっており
緊縛した状況を演出するには不向きな時間帯である、
あるいは時間帯は仕方ないにしても他の言葉に言い換えた方が
効果的である、という主張を某所で耳にした。

こののどかなイメージは昼下がりという時間帯によるものなのか
言葉によるものなのかは謎だがおそらく両方なのだろう。

昼下がりという言葉自体に「平和で間延びした状態を表すさま」
などという意味はもちろんない。
よって個人的にはとしてはこの主張そのものを鵜呑みにする
気にはなれないが、私自身もそういったイメージを
(漠然としたものだが)持っていることは確かだ。

こういった漠然とした結びつきは子供の時に聴いて慣れ親しんだ
童話や歌が影響しているのかもしれない。
加えて昼下がりが昼寝に適した時間帯であることも見逃せない点だ。

この言葉に限らず、言葉自体の意味とは無関係なイメージが
付き纏っているという例は少なからずありそうだ。
効果的な演出という観点から見ると無視できない要素であると思うので
細かいことを気にする方は考えてみてはどうだろうか。

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