RPGについて

2005年12月29日 コラム
よくも悪くもRPGはごった煮という感じだ。
様々な要素が(悪く言えば)中途半端に交じり合って構成されている。
あるいはそれがRPGが日本人にウケる理由なのかも知れない。
客観的に見て(説得力のない言い方だが)今のRPGは他ジャンルと
比べれば社会における認知度は高い方だろう。

好意的に見ればRPGはごった煮であるが故に色々な楽しみ方の出来るゲームだ。
しかしごった煮という言葉は同時に各々の要素の浅さ、薄さを露呈している。

RPGは他ジャンル、あるいはゲーム以外のメディアの魅力を広く取り入れて
変遷を重ねた結果、より多くの人の嗜好に対応できる一方
独自色が無いためにどこか物足りなさを感じるという側面を持つゲームになった。

それらを踏まえた上で広くて浅い様々な要素に同時に興味を持って初めて
RPGを楽しむことができるのではないだろうか。

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