多くのRPGが採用している戦闘不能のシステム。
おそらくRPGの成立と同時にこのシステムも確立され
今ではRPGを構成する基本要素のひとつである。

だが、同じ戦闘不能システムでも細部を見るとその扱いは万別だ。

ドラクエは戦闘不能のことを今でも死亡と称している。
それだけに回復手段は少ない。序盤では教会のみである。
拠点でなければ回復ができないということは探索中は
「死亡しないこと」をなによりも優先した戦い方が必要である。

FFの戦闘不能はドラクエほど重傷ではない。
序盤からアイテムや魔法による回復手段が豊富だからだ。

戦闘不能の扱いや重要度は主に回復手段によって決まる。
前述の例ではアイテムや魔法、施設による回復を挙げたが
その他にも一定時間で自動復活するものなどもある。

以前、戦闘不能システムのない戦闘システムを考えたことが
あるのだが勝利条件、敗北条件のところで詰まってしまった。
今のところこれに代わるシステムを提示するのは難しそうだが
回復手段に関しては様々なアプローチの仕方がある。
他との差別化を図る一つのポイントではないだろうか。

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